*偽物鑑定！VETEMENTS×SWEARプラットフォームスニーカー*

先日、VETEMENTS（ヴェトモン）とSWEAR（スウェア）のコラボスニーカーを購入しましたと報告しましたが、ついに現物が届きましたので、レビューします。

購入先は、ブランド品の買取・販売でお馴染みの、BRINGさんから購入しました。

今回購入しました、プラットフォームスニーカーは、販売数が少ないにも関わらず、偽物が非常に多いスニーカーです。
現物が届くまでずっとソワソワしていました。

それでは、現物の確認写真をご覧下さい。

やたらと大きい荷物が届きました。
スニーカー何足買ったらこんな大きい段ボールで配送されるのかと思うくらい大きい段ボールです。
開封すると、ビニールで丁寧に梱包された商品が出てきました。

1月5日（日）の日中に注文して、1月8日（水）に到着しました。

いよいよ中身の確認ですが、箱を開いたら偽物が出てくる可能性もありますからね。
LANVINのサングラスを購入した際は、ギャランティーが本物で、サングラス本体が偽物でした。

参考：LANVIN（ランバン）WAY SHINER（ウェイシャイナー）偽物の見分け方

今回も箱を開けて残念な思いをする可能性があったので、ドキドキでした。

本来、新品のVETEMENTS（ヴェトモン）×SWEAR（スウェア） プラットフォームスニーカーには、『箱』『スニーカー袋（RIGHT）（LEFT）』が付属しています。
細分化しますと、『タグ』『クッション材』『包装紙』『納品書』等が付属するのですが、今回購入した際に付属したのは、『箱』と『スニーカー袋（RIGHT）（LEFT）』でした。

購入ページには、表記サイズ『28㎝』や、付属品『写真に写っているものがすべてになります。』等、少し情報に誤りがありました。

この誤りに関しては、直接問い合わせたので、問題はありませんでした。
サイズタグの確認で、正しいサイズを確認できました。

まず、サイズタグに28cmと記載があれば確実に偽物だと判断できました。
サイズタグには、『US』、『UK』、『EUR』、『CM』の記載があり、一番大きいサイズで、『US 9.5』、『UK 8.5』、『EUR 43』、『CM 26.6』なので、28cmと記載されたタグがあればソレは偽物です。

サイズタグの確認については、問い合わせたら早々にタグの写真を送って頂けたので、安心することが出来ました。
迅速な対応で本当に助かりました。

付属品についても、『写真に写っているものがすべてになります。』との事でしたが、問い合わせで、靴袋の有無について確認すると、袋はあるとの回答でした。

欲を言えば、シッカリと商品情報は誤りなく記載して欲しいですね。
直接対応は丁寧ですが、web情報が乱雑なのが残念です。

それでは、届いた商品が本物か偽物かを確認する意味を込めて、詳細まで確認していきます。

≪箱の確認≫

web上の写真では、黒い箱に『VETEMENTS』のロゴが記載されている箱でした。

現物を確認すると、写真同様、黒い箱に『VETEMENTS』のロゴが記載されていました。

箱の素材ですが、こちらの写真が分かりやすいかと思います。

本物の『箱』はNIKE等の箱の素材と違い、少しザラついた質感の箱になっています。
では、今回届いた商品の『箱』と見比べてみましょう。

箱に関しては、本物に限りなく近い物と判断して良いのかと思います。

では、次に付属の『スニーカー袋（RIGHT）（LEFT）』です。

≪スニーカー袋（保存袋）の確認≫

本物には右足と左足用に2枚の袋が付属しています。

今回購入した商品画像にはこの袋は写っておらず、問合せで確認した際に、『袋が有る』との回答を得ました。

実際に届いた袋がこちらです。

箱を開けてすぐにこちらの袋が出てきたので少し安心しました。
全く違う靴袋が付いてきたらどうしようかと思っていたのですが、見たことのある靴袋で安心しました。

『RIGHT』と『LEFT』とプリントされた黒色の袋が2枚付属していました。
こちらの靴袋は、他のVETEMENTSのスニーカーにも付属している物です。

こちらの『袋』を確認してみても、本物に近いのではないかと思われます。

≪スニーカーの確認≫

では、スニーカー本体をしっかりと確認していきます。

まずは、スニーカー全体の写真です。

期待と不安で久々に興奮しました。
まるで新品を購入したみたいに奇麗に梱包されています。

ついに全貌を現したプラットフォームスニーカーですが、一見して偽物とすぐに判断出来ないですね。
実際に精密な偽物が出回っているので慎重になってしまいます。

こちらの写真は偽物と判断されるスニーカーの画像です。
偽物と判断できるポイントは、『ヒール部分のロゴの縫い糸』です。

『VETEMENTSの文字』と『縫い糸の間』に間隔が有るか無いかで判断できます。

≪ヒールのロゴ確認≫

今回の現物を確認したところ、文字と縫い糸の間隔も空いていました。
また、フラッシュ撮影を行ってみたところ、本物で使用されているのと同様に、リフレクター素材と認められました。

≪サイズタグの確認≫

サイズタグは購入サイトのweb画面では確認できませんでした。
直接商品について問い合わせたところ、個別に写真を送って頂きました。
迅速かつ丁寧な対応でした。

こちらが実物のサイズタグになります。

偽物のサイズタグは『黒字に白文字』の似て非となるどころか、全くの別物です。
確認出来ている偽物は、似せる気のないレベルのクオリティです。

その点でも、今回購入したスニーカーのサイズタグは本物に近いと判断できます。

≪アウトソールの確認≫

今回購入にあたり、web上で一番確認に手間取ったと言いますか、苦戦したのがこの『アウトソールの確認』です。
まずは、一番判断しやすいと思われる、『SWEAR』の刻印ロゴです。
中古という事もあり、ロゴが擦り削れています。

こちらが本物のアウトソールの刻印です。

それで、こちらが偽物と思われるアウトソールの刻印です。

実際にweb画面で提示されていた画像がこちらです。

ヒール部分のロゴが見にくい。
どちらとも言いにくい感じなので、このポイントに関しては結構不安要因でした。

実際に届いたスニーカーのアウトソールの刻印がこちらです。

見比べてみると、本物のアウトソールと酷似していると判断されます。
web掲載されていた写真よりもハッキリとロゴが残っていました。

上記の点より、今回購入したスニーカーは恐らく本物であると考えられます。

自論ですが、既に精巧な偽物が出回っている世の中で、100％本物と言い切れるのは、自身で正規店で購入された商品のみかと思います。

もしくは、確実な信頼を置ける方からの取引だと思います。

今の世の中、ブランド買取店でさえ、偽物を判断できず取り扱っているのが現実です。
今回紹介したスニーカーも、もしかすると偽物かもしれません。

中古品の購入になると、100％確実正規品と言える『確証』はなかなか得難いものでしょう。
もし、VETEMENTS×SWEARのプラットフォームスニーカーをお持ちの方で、私のスニーカーと違う点が有れば教えて下さい。

他にも比較できるポイントとして、インソールのロゴもあるかと思います。

偽物のインソールのロゴは見たことがないので、比較出来ませんがこちらは今回届いたスニーカーのインソールになります。
この様に細かな所で相違点を比較することで偽物と本物を見分ける事ができます。

ちなみに、サイズの違いによる相違点は必ずありますので、その点はご留意下さい。

サイズによる相違点（例）

サイズによる相違点の具体的な例をあげますと、この『ミッドソールとアッパーの接点』です。

このプラットフォームスニーカーは、レディースサイズをメインに展開しているスニーカーです。
当然のことですがサイズが小さければ、トゥ（つま先）からヒール（かかと）までの距離が縮まります。
結果、上の写真の様な相違点が生じます。

この様に、サイズが異なる事から生じる相違点ではなく、明らかにサイズタグの文字の表記が違ったり、付属品等に違いがある方は是非ご連絡下さい。

私が購入したのは、サイズ『４２』です。
サイズ『４２』をお持ちの方は是非ご確認下さい。

ちなみにサイズ『４２』の履いてみた感覚ですが、足のサイズが実寸で26cmの私で、足の指を動かせる程度の余裕のある履き心地でした。

身長が177cmなので、ジャストサイズの26cmを履くと足元が小さく全体のバランスが悪くなるので、普段は2cm程大きい28cmのスニーカーを選んで履いています。

ウルトラブースト等のランニング用スニーカーなら26.5cmか27cmを選び、ファッション用のスニーカーなら28cmを選びます。

ダッドスニーカーと言われるスニーカー類には全く目もくれていなかったので、今回初のダッドスニーカーとなります。

底が厚く、サイズ感などは全くの未知の領域で、25.8cm（４２サイズ）表記は正直履いてみるまではドキドキだったのですが、全く問題ありませんでした。
むしろ少し大きい感じもします。

靴の中で足の指も動かせれる余裕があるくらいです。
それにしても、ソールが厚いんですね。

これで憧れの身長180cmオーバーになりました。
2020年になって厚底ブーツの良さを知りました。