*2008年SS発売！バーバリープローサムの金モールアクセサリーの詳細*

バーバリープローサムの2008年SSコレクションでリリースされた金モールアクセサリーについて、未だに問合せが来ます。

発売から10年以上経過しても、金モールアクセサリーを探し続けいる方が、私の他にも存在していた事に驚かされます。

バーバリープローサム2008年SSコレクションと言いますと、ランウェイで披露されたコレクションは眩いばかりの光りを放つ金色のアイテムが数多く、日常的に着用できるものが少なかった事で当時は話題でした。

2008年と言えば、iPhoneが日本で発売を開始し、FacebookとTwitterの日本語版サービスが開始されました。

今の様にフリマアプリもなく、他人から物を購入するには、オークションサイトや個人売買でしか購入出来ませんでした。

この金モールアクセサリーを始め、2008年にリリースされたコレクションは、日本での流通量は少なかったと思います。

私は、ランウェイで使用していたカバンと金モールアクセサリーをセットで購入したのですが、後にカバンだけを売ってしまいました。
今思うと売らなければ良かったと後悔しています。

その後、同じカバンをオークション等で探してみるも、なかなか見付かりませんでした。
現在では2008年コレクションについてネットで詳細を公開しているページは殆ど見かけなくなりました。
なので、今回は問合せの多い『バーバリープローサム08SS　金モールアクセサリー』の詳細を紹介します。

販売価格は税抜きで47,000円でした。
当時は消費税5％でしたので、税込み価格で約５万円（49,350円）の商品でした。

金モールアクセサリーは、上記の写真にあるように、本来はカバンの装飾に使われていました。

その後、m-floのVERBALさんがイベントでウォレットチェーンの様に、腰飾りとして使用していました。

その他にも雑誌でネックレス代わりに使用されていることもありました。

この写真では、２本の金モールアクセサリーを使用してネックレスにしています。

では、金モールをもう少しクローズアップして確認してみます。

金モールには２つの留め具が付いています。
この留め具でカバンやベルトループに固定できます。

留め具を含め、金モールアクセサリー自体にはバーバリープローサムの刻印等は彫られていないため、どこのブランドの物か一見しては分からないと思います。

この金モールアクセサリーは、元々『飾緒（しょくしょ、しょくちょ、かざりお）』をモチーフに作られています。

飾緒は、軍服の片肩から前部にかけて吊るされる飾り紐のことをいいます。
軍服以外にも、警察官や消防官等の公務員の制服にも使用されています。

橋本環奈さん可愛すぎですね。

飾緒の示す意味は時代や国によって違います。
正装や礼服としての使用される場合もあれば、役職を表す場合もあります。また、表彰の一種として勲章的な意味を持つこともあります。

金モールの先端部分を『石筆（ペンシル）』と呼び、これは、鉛筆やチョークなどの筆記具を吊るしていた名残とも言われています。

馬上で指揮を執るナポレオンが、鉛筆を片手でも扱いようにしたものであると言われています。また、落とすことのないよう、吊るしたことが石筆の起源とも言われています。
その他にも、マスケット銃の火皿の火薬滓をかき出すための金具が起源という説もあり、詳細は判然としないようです。

この飾緒は、ネットでも購入可能です。

楽天市場で2,178円で販売中です。
カバン用の留め具と合わせればこの飾緒をリメイクして、金モールアクセサリーを作れそうですよね。

今回の金モールアクセサリーは、割とマニアックアイテムだったかと思います。
金モールアクセサリーについての気になる点や、詳細の写真が見たい方はお気軽にご連絡下さい。