*2年間着け続けたCHANELの結婚指輪の傷や変色*

今年の9月で、結婚2周年を迎えました。

2年前に結婚式を迎え、その時から肌身離さず着用しているのが、『結婚指輪』です。
私の結婚指輪は、CHANELの『リュバンドゥ』というモデルです。

少し形が捻じれており、横から見ると∞の様に見えるのが特徴です。
この捻じれが指の付け根にもちゃんとフィットしてくれるので、デザイン、機能性共に気に入って購入しました。

ちなみに、奥さんとはデザインが全く違います。
ファッションにこだわりがある私に対して、『自分が気に入ってずっと付けたくなる指輪にして』と言う優しさから、自分の好きな物を選びました。
形は違えど、せめてブランドだけはお揃いにしようと、奥さんもCHANELの指輪に統一しました。
奥さんの結婚指輪は、CHANELの『カメリア コレクション マリッジリング』で、CHANELのモチーフであるカメリアがそのまま結婚指輪としてデザインされている結婚指輪です。

2年前の結婚式から着け続けている『結婚指輪』ですが、2年間の歳月を経て、結構傷が付きました。
購入当時の表面の輝きはどこへやらと言った感じです。

そこで、新品当時の写真と、2年間着用した現在の結婚指輪を見比べてみました。

こちらが購入当時の新品状態の結婚指輪です。

ピッカピカで傷一つありません。
表面の輝きも顔が写り込むくらい奇麗です。

それで、こちらが、着用し始めて2年2ヶ月の結婚指輪です。

だいぶ傷がついて輝きが薄れてしまいました。
顔はもちろん周りの風景さえ写り込む余地がありませんね。

比べてみると良く分かりますが、反射の仕方が全然違いますね。

2年間も着用し続けるとやはり傷が付いてしまうのは仕方がない事です。

どんなに丁寧に扱っていても、着用している限り傷は必ず付きます。
しかし、結婚指輪の内側を見てみると、なんと、メチャクチャ奇麗なんです。

こちらが購入当時の結婚指輪の内側です。

こちらが、2年間着用した結婚指輪の内側です。

指に触れている内側にはほとんど傷が見当たりません。

比較してみても、内側の輝きはほとんど購入当時のままです。
外側の輝き方と比べると一目瞭然ですよね。

確かに考えてみても、指輪の内側に傷って付けにくいですよね。
頻繁に着け外しする方だと、もしかすると傷付く機会も増えるのかもしれませんが、デスクワークの私が結婚指輪を外すタイミングってほとんどないんです。

結婚指輪を外すタイミング

デスクワークをしている私は、結婚指輪を外す機会はほとんどありません。
そんな私でも過去に、指輪を外す機会は何度かありました。
外す理由は、『傷付く可能性が高い』時と、『紛失する可能性が高い』時です。

趣味でスケボーをしている時の事です。
軽快にプッシュしている時に、勢いよく転んだことがあります。
その時に、指輪を外しておらず、少し傷付いたことがありました。
結婚指輪に対して直接的ダメージはほとんどなかったのですが、それかはスケボーなど転倒する可能性のあるスポーツ等をする時は、結婚指輪を外すようにしています。
バレーボール等をする時も外しています。

次に紛失する可能性がある場合ですが、マリンスポーツをする時や、ウィンタースポーツをする際も外すようにしています。
プールの中で落とすのも悲惨ですが、海の中で落としたら最後、多分見つける事は不可能でしょう。
ドラマで海に向かって指輪を投げるシーンがありますが、アレはそういう意味もあるんでしょうね。奇麗サッパリ未練を断ち切ると言いますか、もう目の届かないところに封印する意味がありそうですね。（火山の中に指輪をほおり込む映画もありましたね。）

一応、私の結婚指輪は、『プラチナ製』なので、（ホワイト）ゴールドより耐久性があるので、海水などの塩水に対しても耐性がある方ですが、海では『紛失の可能性』を重視して外しています。

結婚指輪に『ダイヤ』などの装飾がある方は、海水や塩素にも注意した方が良いかと思います。結婚指輪の素材や、装飾によって私生活での結婚指輪の着け外しのタイミングや機会が変化しますので、結婚指輪を選ぶ際のポイントにしてみてはいかがでしょうか。

また、ウィンタースポーツでは、スノーボードをしている最中、ゲレンデ内でグローブを外した経験ってないですか？
そのタイミング指輪がすっぽ抜けてしまう可能性を考えたら恐ろしくて、ゲレンデ内でも結婚指輪は外しています。（つい忘れて着けたまま滑っていたことも多々ありますが）

この様に、結婚指輪が『傷付く可能性』がある場合と、『紛失する可能性』がある場合を除き、ほとんど結婚指輪は、外すことがありません。
私の様に、ほぼ年中着けっぱなしの人は、2年間でもあっという間に傷だらけになってしまいますね。

仕事の関係上、外している時間の方が長い方もいらっしゃいますよね。
私の友人も仕事上、休日しかつけない人なんですが、奥さんと休みが合わなかった場合、ほとんど着用する機会がないとの事でした。
それも、寂しいですよね。

結婚指輪の着け方や考え方

結婚指輪の扱いや、着け方は人それぞれのライフスタイルや、考え方によって違うとは思います。
自論ではありますが、せっかくの結婚指輪なので、奇麗でピカピカな状態で飾っておくよりは、使い込んで、思い出の数だけ傷が増えて、鈍く優しく光っていた方が『味』が出るのではないでしょうか。
ピカピカの新品はもちろん奇麗で素敵ですが、いつまでも新婚さんではないので、結婚指輪も、年数を重ねた分だけ角が取れて優しく光るようになると思います。

夫婦の関係も、表面の関係が慣れて初々しさが無くなったとしても、結婚指輪の様に、内側の輝きは失われていない、そんな関係性が結婚指輪にも紐づいている様に思えます。

結婚指輪を普段から着けている方も、着けていない方も、今一度、結婚指輪の在り方や、扱い方について少し考えてみてはいかがでしょうか。

それでも奇麗な方が素敵

思い出の数だけ傷が増えるとは言いましたが、流石に限度があるとも思います。
私の場合、2年目ですので、目立った大きな傷もないので、『思い出』として片付けれますが、立派な『傷』になってしまっている場合や、余りにも変色が目立ってしまっている場合は、購入先か、最寄りのジュエリー店でメンテナンスしてもらいましょう。

『新品仕上げ』という手法で、新品同様の輝きを取り戻すことも可能です。
しかし、これは、指輪の表面を研磨して奇麗にする方法です。
簡単に言うと、表面を薄く削り、奇麗な面を出す方法です。
傷付いたからと言って、1年の間で何度も研磨を繰り返せば、摩耗して、指輪自体がか細く弱ってしまいます。
5年に1度、10年に1度でも良い方法かと思います。
そのためにも、日頃からの取扱い方法を見直すのも大切ですね。

日々のメンテナンスについて

結婚指輪をいつまでも大切に奇麗な状態を保ちたいと思うのは、当然な事だと思います。
そのためにも日々のメンテナンスが必要になってくるかと思います。
女性の方に多いのですが、日焼け止めクリームを塗られる方は指輪にも一緒に塗り込んでいませんか？
そういった繰り返しで、結婚指輪は変色していきます。
日頃のメンテナンスはとても簡単です。乾いた布でからぶきしてあげるだけで、奇麗になります。汚れがひどい場合、中性洗剤を使用して丁寧に洗いましょう。最後はぬるま湯ですすいで終了です。ブラシで強く擦ったり、中性洗剤以外の洗剤で洗うと、逆に傷が付いたりする可能性がありますので、ご注意下さい。

ゴールドや、プラチナ製品用のメンテナンス用品もネット通販で購入することが出来ます。
こちらのメンテナンス用品は、『TOWN TALK（タウントーク））』という1895年にイギリスのランカーシャで創立した120余年の歴史を持つ金・銀・パールの家庭用ポリッシュとクリーナーの総合メーカーのメンテナンス用品です。
タウントーク宝飾用クリーナーは、世界で最も自然環境保護に厳しい事で定評のある、ドイツ連邦環境庁、U.B.A.の認可を受けた商品です。

使用方法はいたって簡単です。

ジュエリークロスにスプレーを吹きかけて、アクセサリーを磨くだけです。
これで、日常的に付いてしまう皮脂汚れや角質汚れを落とし、本来の光沢を取り戻すことができます。
また、磨きにくい部分があったり、燻し加工(黒い部分)がないゴールド・プラチナ製品にはジュエルスパークル(液体タイプ)がオススメです。

日頃のメンテナンスで、大切な結婚指輪を長く奇麗な状態を保ちましょう。